
当院検査科では、外来患者様の採血をはじめ、心電図、筋電図、脳波、肺機能など生体機能を検査する生理機能検査、血液、尿、便、髄液など患者様に由来するものの成分を調べる検体検査を行なっています。
採血 | 採血は原則的に空腹時に行います。食事に影響する検査がありますので、朝食は摂らず前日の夕食は遅くならない様に軽く摂りましょう。 水分の補給は水やお茶を飲んで下さい。(ジュースや牛乳は検査に影響を与えます)糖尿病の患者様は食事を摂ってから行う検査もありますので主治医からお聞きください。 食事の影響を受ける主な検査
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喀痰採取 | 起床時最初に喀出されるものが最も良いです。始めに口の中を水で良くゆすぎ、うがいを行います。(うがい薬は使用しない)その後、咳をして喀痰を出します。採取はなるべく鼻汁・唾液が混じらない様に深部から採ってください。 | ||||
採尿 | 一般の尿検査では新鮮尿を用い、採尿時期は早朝第一の中間尿が望ましいです。中間尿の採取は最初の排尿は採らずに10~20mlを捨ててから、採尿コップに尿を受け、排尿終了する前は採尿カップをはずします。24時間尿(蓄尿)は採尿方法が違いますので指示を受けて下さい。 | ||||
便潜血検査 | 採便の仕方は添付した説明書に従って下さい。採便は多すぎず少なすぎず適量を採り、女性の方は生理中の採便は控えましょう。 |