診療科紹介

乳腺外科外来

概要・特色
I.概要・特色

当科では乳腺疾患の主に「診断」を行っております。


乳腺疾患:乳癌、乳腺良性腫瘍(線維腺腫など)、乳腺炎、乳腺症などの病気があります。乳房に「しこり」「痛み」「皮膚の赤み」「乳頭のただれ」「授乳中でない方の乳頭からの分泌」がある方や、「わきの下のしこり」がある方が対象となります。

【医師からの一言】

一般的には「痛み」が気になることが多いかと思いますが、通常は「痛み」は乳癌の初期症状にありません。特に生理前の時期の痛みだけであれば急いで受診する必要はありません。「痛みのないしこり」などの方が実は悪いものである可能性が高くなります。自己触診をして、「痛みのないしこり」が無いかを定期チェックしましょう。


II.診断

当科では触診・マンモグラフィ・超音波検査・(CT検査)を行って、乳腺に腫瘤(しこり)が有るか無いかを診察し、必要に応じて生検(針生検・細胞診)を行って確定診断を行っております。 診断が確定したのちに、患者さんに現状と今後予想されることを伝え、本人(および家族)と相談して治療方針を決定していきます。基本的に乳癌であった場合、年齢を問わず、本人にきちんと伝える方針としております。


Ⅲ.治療 ご希望を配慮して当科での手術療法や薬物療法を行っております。一方で、当院では対応できない疾患や状態の場合には、近隣病院へ紹介を行っております。

A) 良性乳腺疾患の治療

当院で治療可能です。
良性腫瘍の場合、基本的に様子を見ること(経過観察)が可能ですが、疾患や状態によっては切除を推奨するものもあります。程度によっては検診等に戻れる場合もあります。


B) 乳癌の治療

原則として治療目的に他院紹介となります。
一般的に、乳癌は他の臓器の癌よりもゆっくり進行するということが特徴です。そのため、治療期間というものが長期にわたります。 乳癌の治療には、「手術療法」「薬物療法」「放射線治療」がありますが、どれか一つを行うというのではなく、状況により組み合わせて行っていく必要があります。一通りの治療を終えた後も、5年から10年ほどの経過観察が必要となります。

医師紹介
高橋 仁(たかはし ひとし)
  • 外科手術室部長
【診察する上で大切にしていること】
外科処置は、必ず痛み、苦痛、不安などを伴います。自分でも痛みに弱いところもあるため、
出来る限り患者さんの立場に立った説明および処置を心がけています。
【やりがいを感じるとき】
「先生でよかった」「先生がいてくれてよかった」と声をかけてくれた時
【座右の銘】
「医は仁術なり」…名づけ親の遺志でもあるため


小田原 宏樹(おだわら ひろき)